イヤイヤ期の子どもに歯磨きをしてもらうために!歯磨きのコツ
こんにちは。東京都文京区「江戸川橋駅」より徒歩1分にある江戸川橋菊地歯科医院です。

イヤイヤ期を迎えたお子さんとの毎日は、予想外の出来事の連続です。なかでも、多くの保護者の方が頭を悩ませるのが歯磨きではないでしょうか。泣いたり、逃げたり、口を開けようとしなかったりと、スムーズに進まないことが日常茶飯事になってしまいます。
しかし、歯磨きは虫歯や歯肉炎の予防だけでなく、口腔内の健康を守るためにも欠かせない習慣です。この時期にどのように向き合えばよいのかを知っておくことで、少しでもスムーズに歯磨きタイムを乗り越えることができるかもしれません。
この記事では、子どもはなぜ歯磨きを嫌がるのか、イヤイヤ期の子どもが歯磨きを嫌がるときはどうしたらいいのか解説します。
目次
イヤイヤ期とは

イヤイヤ期とは、一般的に1歳半ごろから3歳ごろまでの間に見られる子どもの発達段階で、自我が芽生え始めることにより、自分の意思を強く主張し始める時期です。
「自分でやりたい」「今はしたくない」といった感情が強く現れ、大人の指示に対して強く反発するようになります。これは成長の証でもあり、子どもが自己を確立しようとする大切なステップです。
特にこの時期の子どもは「いや」「やだ」など否定的な言葉を多く使うようになり、保護者の方が勧めることに対して反対することが増えます。大人から見ると理不尽に思える行動も、子どもにとっては自分の気持ちを表現し、周囲との関係性を学ぶ大事なプロセスなのです。
歯磨きのような日常的な習慣に対しても、こうした反発が見られるのは自然なことといえるでしょう。
子どもはどうして歯磨きを嫌がるのか

歯磨きに対する反応は、子どもによってさまざまです。ここでは、子どもが歯磨きを嫌がる主な理由を詳しく見ていきます。
口の中に不快感や痛みがあるから
歯が生え始める時期には、歯ぐきがムズムズしたり、違和感を覚えたりすることがあります。こうした状態で歯ブラシが触れると、さらに不快感を強く感じることがあります。
また、口の中に小さな傷があったり、虫歯や炎症がある場合には、触られることそのものがつらく感じられるでしょう。このように、体の内側で起きている小さな変化や痛みが、歯磨きへの抵抗につながっているケースも多く見られます。
長い時間口をあけているのが嫌だから
小さな子どもにとって、じっと口を開けたままにするのは意外と難しいものです。歯磨きは数分程度の行為ですが、その間ずっと同じ姿勢を保つこと自体がストレスになることもあります。口の中をじっと触られていることが落ち着かず、不快に感じる子も少なくありません。
また、イヤイヤ期の子どもは自分のペースで行動したいという気持ちが強くなっているため「今はじっとしていてね」と言われることに対して反発を感じやすくなっています。大人が思う以上に長い時間と感じている可能性もあるでしょう。
まだ遊びたいから
子どもにとって遊びは生活の中心です。遊びに夢中になっているときに「歯磨きの時間だよ」と声をかけられると、急に中断されることに強い抵抗感を示します。特にイヤイヤ期の子どもは、今やりたくないことを避けるために、言い訳や逃げる行動に出やすくなります。
遊びが楽しい時間であればあるほど、歯磨きの時間が面倒なもの・つまらないものとして認識されてしまい、拒否反応が強くなるでしょう。このような状況では、無理に切り替えを促すのではなく、遊びの延長線上に歯磨きを取り入れる工夫が必要です。
眠いから
夜の歯磨きの時間は、子どもにとって体力が限界に近づいているタイミングでもあります。1日を元気に過ごしたあとは疲れがたまり、眠気が強くなっているため、機嫌が悪くなりやすい状態です。
こうしたときは、歯ブラシの感触や口の中を触られることに対して敏感になり、いつも以上に嫌がる様子が見られることがあります。眠気が強いと、集中する力や我慢する力が弱まり、少しの刺激にも大きく反応することがあります。
子どものコンディションに応じて、タイミングを工夫することで歯磨きへの負担を軽減できるかもしれません。
子どもが歯磨きを怠るリスク

乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすいため、毎日のケアがとても大切です。歯磨きが不十分な状態が続くと、食べ物のカスや汚れが口の中に残り、虫歯菌が増える原因になります。
虫歯ができると痛みが出たり、食事がしにくくなったりすることもあります。また、治療で歯科医院に通うことが負担になり、通院に対して不安や恐怖を感じるようになることも考えられます。さらに、乳歯の状態はこれから生えてくる永久歯にも影響します。
歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす場合もあり、将来的なトラブルを引き起こす可能性もあるため、早い段階での習慣づけが重要です。
イヤイヤ期の子どもが歯磨きを嫌がるときは

歯磨きを嫌がる子どもには、それぞれの気持ちやタイミングがあります。ここでは、負担を軽くする工夫をいくつかご紹介します。
好きな色やキャラクターの歯ブラシを使う
子どもが興味を持ちやすいキャラクターや、好きな色の歯ブラシを使うことで、歯磨きが少し楽しい時間に変わることがあります。
お気に入りのキャラクターと一緒なら、自分から進んで歯ブラシを持ちたくなるかもしれません。デザインだけでなく、子どもが握りやすい形状や柔らかい毛のものを選ぶことも大切です。
保護者の方が褒めてあげる
子どもは大人の反応にとても敏感です。歯磨きが少しでもできたとき「がんばったね」「すごいね」と声をかけることで、自信と安心感が育まれます。褒められる経験を重ねると、自分から進んで行動しようとする気持ちにつながりやすくなります。
完璧に磨けたかどうかよりも、取り組もうとした姿勢をしっかり認めることが大切です。
歯磨きの絵本や動画を活用する
視覚的なコンテンツは、子どもが新しいことを理解しやすくなる助けになります。
歯磨きをテーマにした絵本やアニメを一緒に見ることで「自分もやってみたい」と思う気持ちが育ちやすくなります。登場キャラクターが楽しく歯磨きする姿を見て、まねをしながら自然と行動に移ることもあるでしょう。
無理に教え込むのではなく、物語や映像の世界を通して関心を引き出すことが、歯磨きを身近なものにするポイントになります。
ごっこ遊びを取り入れる
ぬいぐるみや人形を使った歯磨きごっこは、子どもの想像力を刺激しながら、自然な形で歯磨きを生活に取り入れる手助けになります。「くまさんの歯、きれいにしようね」といった声かけを通して、遊びのなかに歯磨きを組み込むと、緊張せずに取り組みやすくなるでしょう。
ごっこ遊びのなかで歯磨きの動作や流れを繰り返すうちに、抵抗感が少しずつ和らいでいくこともあります。
親子で一緒に歯磨きをする
大人が歯磨きをしている姿を見せることは、子どもにとって良いお手本になります。「一緒に磨こう」「お母さんも今やっているよ」と声をかけることで、真似したいという気持ちが自然に芽生えます。
親子で鏡を見ながら磨くことで、遊び感覚になり、抵抗が少なくなることもあります。言葉で説明するだけでなく、実際の姿を見せることで伝わることも多くあります。日々のなかで一緒に取り組む時間を作ることが大切です。
達成感を味わわせる工夫をする
カレンダーにシールを貼る、歯磨きができたらスタンプを押すなど、小さな成功を可視化することで、子どものやる気を引き出すことができます。目に見える成果があると、達成感を感じやすくなり、自発的に歯磨きに取り組むようになるかもしれません。
まとめ

イヤイヤ期の歯磨きは、多くの保護者の方にとって毎日の課題ですが、子どもの成長にとっては大切な過程でもあります。
無理やり押し付けるのではなく、お子さんの気持ちや状況を尊重しながら、楽しい雰囲気をつくることが歯磨き習慣の第一歩です。嫌がる原因を理解し、それぞれに合った工夫を取り入れることで、少しずつでも前向きな時間へと変えていけるでしょう。
焦らず、比べず、一緒に向き合うことが、親子の信頼関係を深めるきっかけにもなります。歯磨きを通じて、お子さんの心と体の健康を育んでいけるよう、日々の関わりを大切にしていきましょう。
お子さんのお口の健康を守りたいとお考えの方は、東京都文京区「江戸川橋駅」より徒歩1分にある江戸川橋菊地歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、根管治療や小児歯科、矯正治療にも力を入れています。診療案内ページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

